ミケランジェロと理想の身体

国立西洋美術館 | 東京都

ミケランジェロの大理石彫刻の傑作2点を中核として、古代ギリシャ・口ーマとルネサンスで追求された理想の身体表現を紹介します。 ルネサンス美術は古代ギリシャ・ローマ美術を基礎として生まれましたが、その際ルネサンスの芸術家にとりわけ大きな影響を与えたのは、フィレンツェやローマで目にすることのできた数々の古代彫刻でした。古代ギリシャ人は長い年月をかけて理想の美を追い求めましたが、そこで最も重要な役割を担っていたのは男性裸体彫刻でした。つまり、男性の裸体表現を通して美の規範を示したのです。したがって、ルネサンスにおいて古代美術を学ぶことは、男性の理想的な身体を表現することを意味していました。つまり古代とルネサンスの美術は、男性美を通して深く結びついているのです。ここに男性の身体に着目する大きな意味があります。 日本人にとってルネサンスは、展覧会の人気のテーマのひとつですが、往々にして、女性を題材とした作品が中心となるようです。美の女神ビーナスは、その代表のひとつでしょう。しかし前述の通り、ルネサンス美術がよりどころとした古代彫刻の根幹をなしているのは、男性美なのです。展覧会で男性をテーマとすることが稀なのは、理由があります。それは、ルネサンスでもっとも徹底的に男性の身体を追求したのがミケランジェロであり、彼の美意識を体現するのは借用の困難な彫刻作品だからです。 その高いハードルを越えて実現にこぎ着けたのが本展です。ただ単に、ミケランジェロの傑作を展示するだけではありません。古代とルネサンスの美術を、いくつかの観点―年齢の異なる身体、相貌の表現、アスリートと戦士、神々と英雄など―で比較しながら、両時代の特徴をあきらかにします。また、ミケランジェロに影響を与えた古代彫刻の関連作品も取り上げます。そして展示の最後には、ミケランジェロを敬愛するルネサンス以降の芸術家たちの作品を紹介します。
会期
2018年6月19日(Tu)〜9月24日(Mo)
会期終了
開館時間
9:30〜17:30
金曜・土曜日 9:30〜20:00
※「カフェすいれん」以外のミュージアムショップ等の館内施設の営業は開室時間と同じ
料金
一般 1,600(1,400)円 / 大学生 1,200(1,000)円 / 高校生 800(600)円

※( )内は前売券および20名以上の団体料金
※前売券は各プレイガイドにて6月18日(月)まで販売
※中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方および介助者1名は無料
休館日月曜日(ただし、7月16日、8月13日、9月17日、9月24日は開館)、7月17日(火)
公式サイトhttps://artexhibition.jp/michelangelo2018/
会場
国立西洋美術館
住所
〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
050-5541-8600(ハローダイヤル)
050-5541-8600(ハローダイヤル)
ミケランジェロと理想の身体
ミケランジェロと理想の身体のレポート
ミケランジェロと理想の身体
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傑作2点が初来日
イタリア・ルネサンス期の巨人、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)。「神のごとき」と称されるミケランジェロが手掛けた大理石彫刻は、約40点しか存在しませんが、そのうちの2点が初来日! 古代ギリシャ・ローマとルネサンス美術を比べながら紹介する展覧会が、国立西洋美術館で開催中です。
会場
会期
2018年6月19日(火)~9月24日(月・祝)
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