夜具 夜のしつらい


国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

〒 181-8585
東京都 三鷹市 大沢3-10-2

公式サイト

期間

2019年09月10日~2019年11月08日 終了
この地域で開催中の展覧会

内容

夜具とは、就寝に用いる蒲団、毛布、枕など、いわゆる寝具のこと。しかし今日のような綿入りの蒲団を掛けて寝る習慣が見られるのは近世も終わりになってからで、それ以前の人々は畳やゴザを敷き、日中身につけていた着物や衾と呼ばれる掛け物にくるまって睡眠をとっていた。大きな着物の形の、綿を入れた「夜着」が登場するのは、桃山時代。袖はあるものの手は通さず、襟の部分が体に沿ってすきまを作らないため暖かく眠ることができた。

江戸中期以降、関西で四角い掛蒲団の「大蒲団」が作られるようになると、夜着は次第に姿を消していく。一方、関東から東北では、より小型の「掻巻」が近年まで使われた。江戸時代には木綿の栽培が盛んになり、夜具にも藍で染めた木綿製のものが見られるようになるが、庶民にとっては高価でまだ手に入れることが難しく、多くは嫁入り支度など特別なときに誂える品だった。蒲団を覆う「夜具地」には、使い古した端裂を継ぎ接ぎしたものから、和紙の糸で織った紙布、各地で高度な技術を誇った絣、吉祥の文様をあしらった型染、大胆な模様を染め抜いた筒描など、さまざまな技法で仕立てたものが残っている。

本展では、当館の収蔵資料の中から夜着や夜具地のほか、夜を過ごすための灯火具などを展示し、かつての寝所の様子を探る。

料金

無料

休館日

日曜、月曜、祝日(ただし、11月3日・4日は大学祭のため、12:00から16:30まで特別開館)

アクセス

JR中央線三鷹駅南口または武蔵境駅南口より小田急バス国際基督教大学行にて終点下車。武蔵境駅南口からは、タクシーで10分。

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