《青花虎鵲文壺》

この作品の応援メッセージを見る


大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:六田知弘

《青花虎鵲文壺》 朝鮮時代 18世紀後半

大阪市立東洋陶磁美術館


吾輩は猫ではない。虎である。
生まれは18世紀の朝鮮半島。優れた絵付け師の手により誕生した。
遠くに見える山並みの上に満月が見える夜、断崖の上を堂々と闊歩する吾輩の勇姿を良くごらんあれ。独特の笑みをたたえた愛嬌のある顔、ツートンカラーの毛並みの長い胴と尻尾はご自慢だ。「可愛い猫ね」と言っているのは誰だ。吾輩は猫ではない。虎である。


担当者からのコメント

本作は、現在開催中の企画展「受贈記念 柳原睦夫 花喰ノ器」・「福井夫妻コレクション 古九谷」と同時開催のコレクション展「安宅コレクション韓国陶磁」で展示しています。
会期は2022年2月6日(日)までです。会期終了後、当館は改修工事のため2023年秋まで休館いたします。猫のように描かれた虎のユーモラスな姿を、ぜひこの機会にご覧ください。


この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
ポーラ美術館 学芸員及びエデュケーター募集 [ポーラ美術館]
神奈川県
肥後の里山ギャラリーの企画・運営担当者(学芸員) [肥後銀行本店 肥後の里山ギャラリー]
熊本県
東京国立博物館アソシエイトフェロー(文化財写真)募集 [東京国立博物館(台東区上野公園13-9)]
東京都
令和7年度会計年度任用職員(資料館学芸員)募集(育休代替) [すみだ郷土文化資料館]
東京都
令和7年度 独立行政法人国立科学博物館事務職員(施設系)独自採用試験 [独立行政法人国立科学博物館]
東京都
展覧会ランキング
1
東京都美術館 | 東京都
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
開催中[あと66日]
2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
2
上野の森美術館 | 東京都
「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
開催中[あと24日]
2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
3
出羽桜美術館 | 山形県
没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
開催中[あと52日]
2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
4
東京国立博物館 | 東京都
特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
開催中[あと45日]
2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
5
国立西洋美術館 | 東京都
オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
開催まであと9日
2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)