
《三彩馬》
唐時代(7~8世紀)に作られた副葬品の三彩馬です。
本作は刈り込んだたてがみの一部だけを長く残し左に垂らしています。
これは騎乗の際に掴むためのものだといわれています。
尻の部分には本物の馬の毛でつくられた尾が挿し込まれていたとみられる孔があります。
堂々とした凛々しい姿の作品です。
担当者からのコメント
2026年1月17日(土)~4月19日(日)から開催の「中国陶磁展―石洞山人が愛したやきもの―」で展示予定です。
他にも加彩馬や白釉馬なども展示いたします。ご来館を心よりお待ちしております。