ゲルハルト・リヒター展

    豊田市美術館 | 愛知県

    今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。日本では15年ぶりとなる大規模な展覧会です。 リヒターは1932年にドレスデンに生まれ、1960年代にデュッセルドルフの芸術アカデミーで学びます。そのころから一貫して絵画を手掛けながらも、身近な写真を拡大して描く〈フォトペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、今日絵画が持つ可能性を最大限に展開しながら、わたしたちがイメージを思い浮かべ、見つめ、そして作り出す、その条件自体を問う制作を続けてきました。それはまた、第二次世界大戦からの東西分裂と統一を経験した自国ドイツの歴史も背景に、イメージがいかに真実性を持ち得るかを検証する長きにわたる実践でもありました。 リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介します。なかでも、アウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした〈ビルケナウ〉は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品です。 これまでヨーロッパ各地、そしてニューヨークで展示され、さまざまな議論を呼んできましたが、アジアでは初めて公開されることになります。 60年代の〈フォトペインティング〉から初公開となるドローイングなどあわせて約140点による待望の回顧展。豊田市美術館の特徴的な空間でぜひご覧ください。
    会期
    2022年10月15日(土)〜2023年1月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:30(入館17:00まで)
    公式サイト https://richter.exhibit.jp/
    会場
    豊田市美術館
    住所
    〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
    0565-34-6610
    ゲルハルト・リヒター展のレポート
    1
    日本では16年ぶりの大規模な回顧展が豊田市美術館に巡回。
    初期の「フォト・ペインティング」から2022年の新作まで、約140点を展示。
    東京会場とは、まるで異なる会場の様子も必見。
    ゲルハルト・リヒター展の巡回展
    ゲルハルト・リヒター展
    東京都
    2022年6月7日(火)〜10月2日(日) 東京国立近代美術館
    愛知県
    2022年10月15日(土)〜2023年1月29日(日) 豊田市美術館
    おすすめレポート
    学芸員募集
    あべのハルカス美術館 学芸員募集 [あべのハルカス美術館]
    大阪府
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    人と防災未来センター 震災資料専門員(会計年度雇用職員)の募集 [人と防災未来センター 資料室]
    兵庫県
    アーツ前橋 学芸員(正規職員)募集 [アーツ前橋]
    群馬県
    【R8.4.1採用】世田谷区Ⅰ類「学芸研究」(学芸員・建造物担当)募集 [世田谷区]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと28日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    2
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    本日終了
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
    3
    三菱一号館美術館 | 東京都
    ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠
    開催中[あと63日]
    2025年5月29日(木)〜9月7日(日)
    4
    国立西洋美術館 | 東京都
    スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
    開催中[あと84日]
    2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
    5
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと79日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)