の東西を問わず多くの伝承や物語が、妖精と魔法を伝えてきました。
妖精は、魔法そのものであるとされたり、魔法の源の一つであるとされたり、魔法を使う不思議な存在であるとされたりと、様々な言い伝えが残されています。また妖精たちの魔法は人間を守ったり幸運を授けたりするために使われることもあれば、人間を騙したり試練を与えたりするために使われることもあります。
万華鏡のように多彩な煌きを見せる「妖精と魔法」ですが、この企画展ではとりわけ人々に強い印象を与えてきた妖精と魔法を展示いたします。
映画監督かつ映像作家で、TVドラマや映画はもちろん、著名アーティストのMV制作でも知られる二階健の「人魚の恋」は、魔法の代名詞とも言える恋が語られます。シェイクスピアの「テンペスト」を想起させる「五尋の海の下」(チャールズ・アルタモント・ドイル)と、軽やかに妖精たちが踊る「妖精の輪」(エリザベス・ベッシー・ファイフ)には、古くから人々が感じてきた妖精の魔法が描かれています。また妖精と魔法に縁が深いアーサー王伝説を思わせるヨーロッパの伝統的甲冑や、疫病を乗り越えるための助言を与えてくれるアマビエなど、妖精と魔法を多角的に楽しめる作品が集まりました。
自然豊かで花に囲まれた金山町の妖精美術館で、妖精と魔法を感じてみてはいかがでしょうか?