きび美ミュージアムは、郷土吉備の古代から現代にわたる収蔵品の展示を通じ、その歴史と文化の魅力を発信しています。加えて、国内外で現在活躍中の郷土作家に注目し、その制作活動を紹介する試みの第3弾として、川埜龍三(かわの りゅうぞう)を取り上げます。
川埜は兵庫県神戸市出身で、2000年から笠岡市に拠点を置いて立体造形、平面作品、音楽、等々、手法と素材を問わず制作活動を展開しています。
「漂泊 / wandering」と題した本展では、新作《if》(2024)や《常夜海(とこよのうみ)》(2014)などを異なる3つの空間に展示します。各展示室に流れる音楽とともに、川埜の造形世界を旅していただければと思います。
【関連イベント】
◆ものがたりをつくろう
作品が自分だけに語りかけてくる物語を書いてみませんか?文章、絵、詩、俳句など、形式は自由です。会期中はいつでも参加できます。出来上がった物語はミュージアムに掲示します。
7月28日(日)、8月3日(土)、9日(金)の11:00~はスタッフが物語を見つけるお手伝いをします。
◆ぬりえであそぼう
新作立体作品《if》の原画をもとにたぬり絵で遊んでみませんか?会期中はいつでも参加できます。出来上がった作品はお持ち帰りいただけます。
「ものがたりをつくろう」「ぬりえであそぼう」は参加費無料です。きび美ホールにて用紙を配布します。
◆カフェ「漂泊」
会期中の土日祝日は、2階「有彩の間」にカフェが限定オープン。川埜龍三の作品世界をイメージしたメニューが登場します。旅の途中の休息にお立ち寄りください。
メニュー内容や営業時間は当館のwebサイト、instagramでお知らせ予定です。