針金造形アーティスト 橋寛憲展 はりがねのいきものたち

針金造形アーティスト・橋寛憲さんは、針金の線で一筆書きを描くようにして立体を生み出します。かたちの特徴だけでなく模様まで精緻に表現されたいきものたちは、いまにも動き出しそうな愛くるしさでいっぱいです。 橋さんは海や川へ魚釣りに、身近な森へ虫捕りにでかける少年時代を過ごしました。大好きだった動物や魚、昆虫をモチーフにした作品は、自然に親しんだ人ならではの観察眼が生きた造形美に満ちています。 本展では、この「海・川・森にすむいきものたち」をテーマにした作品を中心にご紹介します。橋さんは「作品を見た人が、モチーフになったいきものを知り、身の回りの自然へ興味を深めるきっかけになれば嬉しい」と語ります。会場には、金属の線が立体になっていく面白さや、作品を通じて自然を感じるプログラムをご用意しました。さまざまな”はりがねのいきものたち”の魅力をぜひ、会場でお楽しみください。