日本・コロンビア外交関係樹立100周年記念

    金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード展

    国立科学博物館 | 東京都

     マルコポーロが「東方見聞録」でジパングと称した黄金の国は存在したのでしょうか。  日本では北海道から九州まで各地に金山が点在していました。江戸の貨幣経済を支えた有名な佐渡金山をはじめ、東大寺大仏の表面に使われ、奥州藤原氏の黄金文化を支えた奥州の金、戦国時代、武田氏の甲州金に使われた甲州の金、近代では北海道の金が知られています。そして、現在日本で唯一金を産出しているのは鹿児島県の菱刈金山です。これまでの産出量は佐渡を抜き、日本一です。菱刈以外の金山はほとんど採掘していませんが、現在でも東京の多摩川をはじめ、日本各地で砂金を採取することができます。  日本の歴史上の文化財には多くの金が使われてきました。古墳時代の副葬品や仏像、中尊寺金色堂や金閣寺、織田信長の安土城などの建築、蒔絵や絵画、大判・小判など日本ではさまざまなものに金を利用してきました。黄金の文化が花開いていたのです。  日本はまさに黄金の国と呼べるほど金の豊富な国でした。  本展は、金の科学や日本各地で産出した金塊、砂金、金鉱山を紹介すると同時に、多くの国宝、重文を含む文化財によって日本に花開いた金の文化、ジュエリーや工芸品、工業利用まで含めた現代の金、金のリサイクルまで、日本における金をあらゆる角度から紹介します。  また、日本とコロンビアの外交関係樹立100周年を記念して、“エル・ドラード”と呼ばれる黄金伝説の国コロンビアの黄金の文化財約220点も紹介します。
    会期
    2008年7月12日(土)〜9月21日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:00~17:00(入館は16:30まで)
    ※当面の間、常設展示の夜間開館(金曜日・土曜日 17:00~20:00)は休止いたします。
    料金
    一般・大学生:1400円(1200円)、高校生:600円(500円)、中学生以下無料 ※常設展もご覧いただけます ※( )内は前売、20名以上の団体料金
    休館日 7月14日(月)、9月1日(月)・8日(月)
    会場
    国立科学博物館
    住所
    〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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