船→建築　～ル・コルビュジエがめざしたもの

1920～30年代にかけて、船がいかに建築に影響を与えたかを紹介する企画展。近代建築の巨匠ル・コルビュジエが手がけた建築には、マルセイユの集団住宅ユニテ・ダビタシオン（1952）をはじめ、船からインスピレーションを得たと思われるプラン、デザインが多くみられます。ル・コルビュジエをはじめ他の建築家を含む多くの具体例を写真パネルで挙げながら、船と建築の深い関係性をご覧いただきます。船が、時代を超えて建築家たちを魅了し続けている存在であるかをお分かりいただけることでしょう。また、ル・コルビュジエが手がけた唯一の船「救世軍船上収容所」（1929年改造）と、建築家 遠藤秀平氏（1960－）によるこの船のリノベーションのためのシェルタープロジェクトについてもご紹介します。（ただし、このコーナーは会場使用の都合でご覧いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。）