受け継がれる東洋の至宝 PartⅢ

    曜変・油滴天目 -茶道具名品展-

    静嘉堂文庫美術館 | 東京都

    世界に三碗のみが現存する「曜変天目」(すべて国宝)のうち、最も光彩が鮮やかな一碗、淀藩主稲葉家に長く秘蔵されたことで知られる“稲葉天目”と、独特の大きな朝顔形の姿に銀色の斑文が美しい「油滴天目」。本展では、この二つの名碗を中心に、信長―秀吉―家康と、天下人の手を経て今日に伝わる“大名物”茶入「付藻茄子」「松本茄子(紹鴎茄子)」、そして仙台藩主伊達家・加賀藩主前田家といった旧大名家、寺社・豪商・著名な茶人等によって所持された茶道具の名品を精選し、公開いたします。おりしも近年、南宋の都であった杭州から、美しい光彩をもつ「曜変」の破片が中国国内で初めて発見され、話題を呼んでいます。南宋宮廷への献上品であった可能性もでてきた曜変天目は、中国の陶磁史上、改めて注目される存在となり、研究の進展が期待されています。 岩﨑彌之助(1851-1908・三菱第2代社長)と小彌太(1879-1945・三菱第4代社長)父子二代が、情熱を傾けて蒐集した静嘉堂の茶道具コレクションを、文庫創設120周年・美術館開館20周年を迎えた記念展PARTⅢとなる本展にて、お楽しみいただければ幸いです。
    会期
    2013年1月22日(火)〜3月24日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00(金曜日は10:00-18:00)※入館は閉館の30分前まで。
    料金
    一般 800円/大高生 500円
    ※20名以上団体割引あり
    ※中学生以下無料
    休館日 月曜日休館 ただし2月11日開館、2月12日休館
    会場
    静嘉堂文庫美術館
    住所
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    曜変・油滴天目 -茶道具名品展-のレポート
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    茶碗の中は、小宇宙
    漆黒の茶碗の中に広がる斑文と、瑠璃色の光彩。名碗の極みといえる国宝≪曜変天目≫(ようへんてんもく)が、2年半ぶりに静嘉堂文庫美術館で公開されています。
    会場
    会期
    2013年1月22日(火)~3月24日(日)
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