世田美が、百貨店のフタを開けてみた。

    「暮らしと美術と髙島屋」展

    世田谷美術館 | 東京都

    本展では「企業と文化」というテーマのもと、1831(天保2)年に京都で創業した髙島屋に焦点をあてます。 髙島屋は1831(明治21)年に開かれたバルセロナ万国博覧会を皮切りに、率先して数々の内外の博覧会に優れた染織作品を出展しました。髙島屋はこうした事業のなかで下絵を描く美術家、卓越した技術をもつ染織家とのあいだに親密な関係を築き、「美術的な」商品を世に問い続ける企業精神の礎をなしました。こうした実績は東西文化の往来を積極的に推進することに繋がっていきます。 明治期以降、私たちの日常生活は大きく様相をかえてきましたが、その変遷に並走するように、さまざまな百貨店が多彩な事業を展開してきました。日本に美術館が少ない頃から美術展を催し、また内外の物産などを紹介する催事では多くの人々に文化の諸相を紹介してきました。本展では、髙島屋史料館(大阪)が所蔵する美術作品を中心にご紹介するほか、船舶や建築での装飾事業、知的好奇心にはたらきかける出版事業、また人々の興味、関心を喚起する宣伝広報物の数々、そしてお家芸ともいえる染織作品や呉服といった領域までを網羅し、百貨店の複層的な表情をご紹介します。 私たちの日常の暮らしに、美的な潤いや夢をもたらす「文化装置としての百貨店」。その「百貨」の意味を、会場に並ぶ作品、資料の一つひとつから感受していただければと思います
    会期
    2013年4月20日(土)〜6月23日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
    料金
    一般 1,000(800)円/大高生・65歳以上 800(640)円/中小生 500(400)円
    ※()内は20名以上の団体料金
    ※障害者の方は500円(介助の方は1名まで無料)大高中小生の障害者の方は無料
    休館日 月曜日休館 ただし4月29日(月祝)、5月6日(月祝)は開館。4月30日(火)、5月7日(火)は休館
    公式サイト http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
    会場
    世田谷美術館
    住所
    〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
    03-5777-8600(ハローダイヤル)
    「暮らしと美術と髙島屋」展のレポート
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    巨匠の作品が目白押し
    1831(天保2)年の創業から180年を迎えた髙島屋。万博出展をきっかけに美術家と親密な関係を築き、多くの名品を所有するに至りました。
    会場
    会期
    2013年4月20日(土)~6月23日(日)
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