石田徹也展-ノート、夢のしるし

    平塚市美術館 | 神奈川県

    石田徹也は現代社会を鋭く風刺する画風で知られる画家です。1990年代のバブル崩壊後、世の中の価値観が大きく変わろうとする中で、社会に渦巻く不安に目を向け、時に辛辣に、時にユーモラスに描き続けました。 1973年、静岡県焼津市に生まれた石田徹也は、武蔵野美術大学を卒業後、広告グラフィックを意識した作品で頭角を現します。気鋭の画家として徐々に注目を集めはじめた矢先、踏切事故により31歳の若さでその生涯を閉じました。没後は遺作展や遺作集、また多くのメディアでも取り上げられ、大きな反響を呼びました。 真骨頂ともいえる、さまざまな器物や風景と合体した「自画像」は、石田のまなざしを通した、現代社会における匿名のものたちの象徴であり、痛みや矛盾を抱えて生きる人々の表現として、見るものの共感を呼んでいます。 本展では、代表作約110点を核に、石田が遺した51冊ものノートやスケッチブックに描かれた、下絵やアイデアノートを初公開します。また、石田の言葉を随所に紹介し、制作の過程や思考の跡をたどります。 混沌とした現代社会と諧謔的に向き合い続けた石田徹也の作品は、高校生から40代を中心に、生きるとはなにか、本当の幸せとは何かを考え直すきっかけになるはずです。 なお本展は昨年秋の足利市立美術館を皮切りに、平塚市美術館ののち砺波市美術館、静岡県立美術館で開催されます。
    会期
    2014年4月12日(土)〜6月15日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館16:30迄)
    料金
    一般800(640)円、高大生500(400)円
    ※( )内は20名以上の団体料金。中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
    ※各種障がい者手帳の交付をうけた方と付添1名は無料
    ※65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
    休館日 月曜日休館 ただし5月5日は開館
    公式サイト http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2014201.htm
    会場
    平塚市美術館
    住所
    〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
    0463-35-2111
    石田徹也展-ノート、夢のしるしのレポート
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    底知れぬ沼、重量級の展覧会
    気鋭の画家として注目を集め出した矢先に、踏切事故のため31歳の若さでその生涯を閉じた石田徹也(1973-2005)。代表作約110点が平塚市美術館で紹介されています。
    会場
    会期
    2014年4月12日(土)~6月15日(日)
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