― 陶磁器、漆器、金属器 ―

    高麗・李朝の工芸

    愛知県陶磁美術館 | 愛知県

    朝鮮半島では、高麗王朝(918~1392年)と朝鮮王朝(1392~1910年)の時代に陶磁器や漆器、金属器などの工芸が高度に発達しました。 高麗王朝では、10世紀頃から青磁生産を開始し、11世紀末頃には翡色と呼ばれた上質の青磁の生産に成功しました。12世紀になると象嵌などの独自の技法が完成し、中国の青磁を凌駕したとも言われる高麗青磁の世界が誕生したのです。 朝鮮王朝(李朝)の時代には、それまでの青磁に代わって白磁が珍重されるようになり、広州に設けられた官窯で優れた白磁や青花白磁、鉄砂白磁などが生産されました。全国各地に地方窯が誕生し、高麗青磁の技術を引き継いだ粉青沙器や粗製の白磁が焼かれましたが、こうした李朝の粗質の陶磁器が日本では高麗茶碗と呼ばれて珍重されたのです。 本展覧会では、高麗・李朝の時代に生み出された優れた陶磁器を中心に、同時代の漆器や金属器を併せて展観し、日本人に大きな影響を与えた高麗・李朝の美意識を紹介します。
    会期
    2014年8月23日(土)〜10月26日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
    7月1日から9月30日は午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
    料金
    一般600円(480円)・高大生500円(400円)
    中学生以下無料 
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
    休館日 毎週月曜日休館(ただし9月15日[月・祝]と10月13日[月・祝]は 開館、 9月16日[火]と10月14日[火]は休館)
    公式サイト http://www.pref.aichi.jp/touji/exhibition/2014/t_koreancrafts/index.html
    会場
    愛知県陶磁美術館
    住所
    〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234
    0561-84-7474
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