円山応挙 「写生」を超えて

    根津美術館 | 東京都

     円山応挙(1733〜95)は、「写生」にもとづく新しい画風によって、日本の絵画史に革命を起こした画家です。そんな応挙の「写生画」は、超絶的かつ多彩なテクニックによって支えられています。しかし近年、写生ないし写生画という言葉だけではとらえきれない応挙の多面性、作品世界のバックグラウンドが指摘されることも多くなっています。  本展は、応挙の生涯を代表する作品の数々を、根津美術館の展示空間の中であらためて見つめ直そうとするものです。あわせて、さまざまな可能性を秘めた若き日の作品、絵画学習の痕跡を濃厚にとどめた作品、そして鑑賞性にも優れた写生図をご覧いただきます。「写生」を大切にしながらも、それを超えて応挙が目指したものは何だったのかを探ります。
    会期
    2016年11月3日(木)〜12月18日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般1300円、学生[高校生以上]1000円
    *20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き、中学生以下は無料
    休館日 月曜日
    公式サイト http://www.nezu-muse.or.jp/
    会場
    根津美術館
    住所
    〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
    03-3400-2536
    円山応挙 「写生」を超えてのレポート
    0
    応挙=写生、ではありません
    江戸時代に京都で活躍した画家・円山応挙(1733~95)。応挙は「写生」を大切にした画家としても有名ですが、実はその作品は、現在でいうところの「写生画」とは、ややニュアンスが異なります。「応挙=写生」という単純な図式を一歩進めた大・応挙展が、根津美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2016年11月3日(木)~12月18日(日)
    おすすめレポート
    学芸員募集
    ポーラ美術館 学芸員及びエデュケーター募集 [ポーラ美術館]
    神奈川県
    肥後の里山ギャラリーの企画・運営担当者(学芸員) [肥後銀行本店 肥後の里山ギャラリー]
    熊本県
    新潟市歴史博物館 学芸員(嘱託職員)募集 [新潟市歴史博物館]
    新潟県
    鳥取県立博物館 学芸員(美術工芸)募集 [鳥取県立博物館]
    鳥取県
    独立行政法人国立美術館 国立新美術館 総務課研究補佐員(広報室)公募(2025年11月6日 正午締切) [国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと68日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    上野の森美術館 | 東京都
    「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
    開催中[あと26日]
    2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
    3
    出羽桜美術館 | 山形県
    没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
    開催中[あと54日]
    2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと47日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催まであと11日
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)