特別展「とり、とりどり」 Birds in Form and Design

    国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館 | 東京都

    新年の干支である丁酉にちなみ、当館の収蔵資料の中から、さまざまな鳥をあしらった工芸品と浮世絵を紹介する企画展です。 大空を自由に舞い飛ぶ鳥たちの姿に、昔も今も人は憧れのまなざしを向けてきました。古代から狩猟や飼育によって食料とされる一方、天地をつなぐ神聖な使いとして祭礼で尊ばれ、万葉集では渡りが季節の移ろいを告げる便りと詠われています。美しいさえずりや睦まじく集う様から、幸福や和合の徴ともされました。 平安時代以降、宮中では闘鶏や鷹狩がもてはやされ、鳥は娯楽の対象ともなっていきます。交易によって珍しい外来種が持ち込まれると、色あざやかな姿形や美しい鳴き声を楽しむ観賞や愛玩のための飼鳥の文化が流行しました。長寿や繁栄を表す題材として花鳥画において盛んに描かれたほか、江戸時代には本草学に基づいた図譜にも数多く取り上げられました。 いつの時代も人間の身近にあった鳥は、人々が手元で愛で用いた品々にも特に数多く登場するモチーフです。鶴や鷹、架空の存在である鳳凰といったおめでたいものから、雀や鳩、鶏や烏など今も日常で目にする類まで、人と鳥との多様で豊かな関わりを示すその意匠の数々を、お楽しみいただきたいと考えています。 会期中2月25日(土)には、本大学講師の上遠岳彦氏による講演会「キャンパスの知られざる野鳥たちのくらし」を予定しています。(聴講無料・要予約)
    会期
    2017年1月10日(火)〜3月10日(金)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00 (土曜日は 10:00-16:30)  
    *現在、臨時で開館日時を変更しています。
    料金
    無料
    休館日 日曜、月曜、祝日、2月3日(金)、2月4日(土)、3月4日(土)
    公式サイト http://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum/
    会場
    国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
    住所
    〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2
    0422-33-3340
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