浜昌平 絵画展「ぼくのお気に入りたち」

ダウン症をもつ画家･浜昌平が2003年～昨年までに描いた絵画50点あまりを展示予定。 同一画面上で、細やかに描く部分と、大胆にカットする部分が組み合わされ、画家自身のお気に入りを強調するように表現。線の動きと、わずかな色の変化で、みごとに質感も捉えた作品。 浜 昌平（はましょうへい）プロフィール 1979年岡谷市に生まれる。ダウン症。幼い頃から絵本や動物図鑑を見ることが好きで、いつの頃からか毎日、広告の裏などに絵を描くようになる。長野県諏訪養護学校高等部卒業後、茅野市福祉作業所「あすなろセンター」入所。2000年 から絵画教室(現 岩波アートアカデミー、主宰 岩波昭雄)に月2回通う。2002年茅野市美術館にて初の個展、これまでに10回の作品展を開催。2003年には偶然作品を見たイギリスの人気絵本作家ブライアンワイルドスミス氏に「僕の絵とよく似ている」と言われる。2008年当館でも「浜昌平絵画展」を開催。作家・柳田邦男氏や絵本作家・いせひでこ氏などとの交流もある。諏訪市在住。http://hamashohei.net/ ※同時展示「森のおうち所蔵絵本原画展」