特別展「巨星・松本清張」

    県立神奈川近代文学館 | 神奈川県

    戦後日本を代表する作家・松本清張(1909-1992)。出身地・北九州市小倉で前半生を過ごした清張は、朝日新聞西部本社広告部に勤務するかたわら、41歳の年に懸賞小説に応募した「西郷札」が入選、翌年直木賞候補となり、作家人生をスタートさせます。以来、後半生にあたる約40年間、多岐にわたるジャンルで精力的に筆を執り続け、1,000編にも及ぶ作品を遺しました。 1953年(昭和28)、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞後に上京。1958年には、社会派推理小説の先駆けとなる『点と線』『眼の壁』が大ベストセラーとなり、「清張プーム」が巻き起こります。 人気作家として超人的な執筆量を誇るなか、「ゼロの焦点」「砂の器」、時代小説「かげろう絵図」、ノンフィクション「日本の黒い霧」「昭和史発掘」、古代史論考「古代史疑」「清張通史」などの代表作を生み出しました。本展では、北九州市立松本清張記念館をはじめとする関係者の協力のもと、約400点の資料で清張の多彩な作品世界を展観します。 清張は作品の中で、常に庶民の目線から、個人の人生を翻弄する社会の問題、時代の闇を告発しつづけ、読者の圧倒的な支持を得てきました。「平成」という時代の終焉を迎える現在も、世の中にはさまざまな問題が満ちています。清張が生きていたら、どのように作品に描き出すでしようか。本展は、清張作品に込められたメッセージを伝えるとともに、現代社会を見つめ直す機会となることを目指します。
    会期
    2019年3月16日(土)〜5月12日(日)
    会期終了
    開館時間
    展示室/9:30~17:00(入館16:30迄)
    閲覧室/9:30~18:30(土・日曜日、祝日は17:00迄)
    料金
    一般 600(400)円 / 65歳以上・20歳未満及び学生 300(200)円 / 高校生 100(100)円 / 中学生以下 無料

    ※( )内は20名以上の団体料金
    休館日 月曜日(4月29日、5月6日は開館)
    公式サイト https://www.kanabun.or.jp/
    会場
    県立神奈川近代文学館
    住所
    〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110
    045-622-6666
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