壁に世界をみる ― 吉田穂高展

    三鷹市美術ギャラリー | 東京都

    吉田穂高(1926-1995)は旅を愛し、45カ国以上の地を訪れた版画家です。旅先で彼の心をとらえたのは名所風景ではなく、その土地に息づく無名の壁や塀、柱、標識、家といった身近な対象物でした。穂高の画風は時代ごとに大きく変化していますが、こうした対象物への偏愛は創作活動と並行して継続し、彼が旅先で撮影した膨大な写真のコレクションはやがて穂高の作品世界を創る際に欠くことのできない要素となっていきます。 本展では、穂高の没後25年を機にこれまで紹介されていなかった油彩画や初期版画作品にも注目し、その原点から晩年にいたる作品をご紹介します。もの云わぬ〈壁〉と語り、無限に広がる世界をみた吉田穂高の感性は、今なお新鮮な輝きを放っています。
    会期
    2019年12月7日(土)〜2020年2月16日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~20:00(入館は19:30まで)
    ※企画展期間以外は変更となる場合があります
    料金
    一般 600円 / 65歳以上・学生(高・大)300円

    ※中学生以下及び障害者手帳をお持ちの方は無料
    休館日 月曜日(1月13日は開館)、1月14日(火)、年末年始(12月29日~1月4日)
    公式サイト http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/event/20191207/
    会場
    三鷹市美術ギャラリー
    住所
    〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-35-1 CORAL5F
    0422-79-0033
    壁に世界をみる ― 吉田穂高展のレポート
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    版画家、吉田穂高氏(1926-1995)の作品が集結した回顧展。タイトルにあるように、壁や塀、標識、家などの身近な建造物を描いた作家です。本展では、作品を通し、時代ごとに大きく変化する画風を紹介するともに、ごく身近な対象物へと移ってゆく作家の視点を追います。父は洋画家の吉田博、母と兄も画家という「美術一家」の中で育った穂高。そういった環境は、穂高の創作活動において大きな影響を与えるものでした。独学で油彩画を描き始めた穂高は、家族にも師事することはなかったそうです。
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