2013年4月で開館10周年を迎える東京・港区のパナソニック汐留ミュージアムで、開館10周年記念特別展「幸之助と伝統工芸」が開催されることとなり、2013年2月5日(火)、都内で記者発表が行われた。
パナソニック株式会社の創業者で「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助(1894-1989)と日本の伝統文化との関わりを紹介する展覧会。
松下幸之助がわが国の伝統文化に理解を示し、さまざまな支援活動を行っていたことはあまり知られていない。
松下幸之助は「素直な心」大切にしており、「素直な心」を育てる道として茶道に着目。茶道に携わるうちに、その道具を作る工芸家に関心を抱き、作品を収集したり日本工芸会の役員に就任するなど積極的に支援活動にかかわり、「ものづくりの心」を未来に伝えたいと考えていた。
展覧会では初出品作品60点を含む松下幸之助ゆかりの工芸作品約90点を「素直な心 ─ 幸之助と茶道 ─」「ものづくりの心 ─ 幸之助と伝統工芸 ─」の2章構成で紹介する。
「幸之助と伝統工芸」は、パナソニック汐留ミュージアムで2013年4月13日(土)~8月25日(日)に開催。会期は3期構成で、前期が4月13日(土)~5月28日(火)、中期が5月30日(木)~7月9日(火)、後期が7月11日(木)~8月25日(日)。
入場料は一般700円、65歳以上600円、大学生500円、中・高校生200円、小学生以下は無料。
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記者発表するパナソニック汐留ミュージアムの彦惣正義館長
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