2019年10月3日(火)、東京・渋谷区の太田記念美術館で「歌川国芳 ―父の画業と娘たち」のプレス向け内覧会が開催された。
近年、人気が急上昇している浮世絵師、歌川国芳(1798-1861)の武者絵や風景画、戯画など約80点の作品を紹介する展覧会。
「通俗水滸伝豪傑百八人」シリーズや「相馬の古内裏」(通称・がしゃどくろ)など、代表作を多数展示。歌川国芳の娘たちにも注目し、芳鳥、芳女という画号で浮世絵を描いていた国芳の娘による、希少な作品も展示する。
もうひとつのテーマとして「表現の規制」にも言及。国芳は、その作品が体制を揶揄しているとみなされ、同心に身辺調査をされるなど、幕府から要注意人物扱いを受けた事があり、現代に通じる「表現をめぐる為政者との対立」も紹介する。
「歌川国芳 ―父の画業と娘たち」は太田記念美術館で、2019年10月4日(水)~10月27日(日)に開催。観覧料は一般 700円、大高校生 500円、中学生以下無料。
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