京都市京セラ美術館 公式サイトから
開館が遅れていた京都市京セラ美術館は、5月26日(火)にオープンする事が決定した。
同美術館は1933年に開館。建物は京都で行われた即位の大礼(1928年、昭和3年)を記念して建てられたもので、公立美術館として日本で現存する最も古い建築物。
2017年から閉館し、歴史的な本館は保存・継承しつつ、現代アートに対応した新館「東山キューブ」や、新進作家の支援のためのスペースが新設されるなど、改修・増築工事が進んでいた。
リニューアルに伴い京セラが命名権を取得し、京都市京セラ美術館として2020年3月21日(土)にオープンするはずだったが、報道向けの内覧会は行われたものの、新型コロナウイルスにより一般オープンが延期に。開館記念展「京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点」は中止となっていた。
このたび、5月26日(火)のオープンが正式に発表。当面の間は、府県をまたいだ移動の自粛が要請されていることから、入館者を京都府在住の方に限定するとともに、感染症対策として、事前予約制による入館制限及び入館者の体温チェックが実施される。
新型コロナウイルスをめぐっては展覧会の中止・延期も数多く発表されている。
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IM「コロナで中止・延期の展覧会」 最初の一歩:コレクションの原点