
世田谷美術館「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」会場
身のまわりの植物、愛育している金魚などをモティーフに、素朴な作品を描いた塔本シスコ(1913~2005)を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
塔本シスコは熊本県生まれ。50代から独学で油絵を始め、自宅の四畳半の一室をアトリエに、キャンバスのみならず、空箱やガラス瓶、はてはしゃもじにまで、身の回りのあらゆるものに描き続けた。
展覧会では7つの章で約200点の作品を展示。これまで、あまり広く紹介される機会がなかった塔本シスコの自由な創作の世界に迫る。
「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」は世田谷美術館 1階展示室で2021年9月4日(土)~11月7日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円など。
東京展の後に、熊本市現代美術館、岐阜県美術館、滋賀県立美術館を巡回する。

世田谷美術館「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」会場

世田谷美術館「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」会場

世田谷美術館「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」会場