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    中国書画史の巨星、趙孟頫を紹介 ー 東博、書道博による連携企画第19弾
    (掲載日時:2022年1月11日)

    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場
    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場


    中国・南宋時代の末期に活躍した書家・画家の趙孟頫(1254~1322年)の、没後700年を記念した展覧会が、東京国立博物館と台東区立書道博物館で開催されている。

    宋の太祖の11代目の子孫して生まれた趙孟頫は、26歳で故国の滅亡に遭い、元王朝に仕え要職を歴任。

    非難を受けながらも、漢民族の伝統文化の護持に尽力し、中国書画史において偉大な画業を打ち立て、文人の新たな在り方を示した。

    その存在は元末の四大家や明清時代の諸家だけでなく、日本にも大きな影響を与えており、以降の書画の歴史を大きく変化させた。

    展覧会は、19回目となる東京国立博物館と台東区立書道博物館との連携企画。

    趙孟頫のほか、元時代の書画にも焦点をあて、その魅力と後世における受容を紹介していく。

    「没後700年 趙孟頫とその時代」は東京国立博物館 東洋館8室で2020年1月2日(日)~2月27日(日)、台東区立書道博物館で2020年1月4日(火)~2月27日(日)。

    観覧料は、東京国立博物館が一般 1,000円、台東区立書道博物館が一般 500円など。



    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場
    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場

    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場
    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場

    東京国立博物館・台東区立書道博物館「没後700年 趙孟頫とその時代」会場
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