太田記念美術館「源平合戦から鎌倉へ ―清盛・義経・頼朝」会場
アニメ「平家物語」やNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで再び注目を集めている源平合戦をテーマに、当時の武士たちの姿や合戦の模様などを描いた浮世絵を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
平安時代末期に、平氏と源頼朝を中心とした武士たちが覇権を巡り激しい戦いを繰り広げた治承・寿永の乱(1180~85)は、俗に「源平合戦」と呼ばれ、一族の存亡をかけた戦いのエピソードは、古くから『平家物語』や『吾妻鏡』などの軍記物によって普及。
江戸時代には小説や歌舞伎などで親しまれたほか、浮世絵でも人気の題材となって数多くの作品が描かれた。
展覧会では武者絵の第一人者として活躍した歌川国芳のほか、国芳門下の月岡芳年、風景画で有名な歌川広重など、さまざまな絵師が描いた源平時代の浮世絵を展示する。
「源平合戦から鎌倉へ ―清盛・義経・頼朝」は太田記念美術館で2022年7月1日(金)~7月24日(日)に開催。入館料は一般 800円など。
太田記念美術館「源平合戦から鎌倉へ ―清盛・義経・頼朝」会場
太田記念美術館「源平合戦から鎌倉へ ―清盛・義経・頼朝」会場
太田記念美術館「源平合戦から鎌倉へ ―清盛・義経・頼朝」会場