
東京国立博物館「横尾忠則 寒山百得」展会場
唐の時代に行きた中国の伝説的な詩僧である寒山と拾得を、現代美術家の横尾忠則(1936-)が独自の解釈で描いた作品シリーズ、全102点を一挙に初公開する展覧会が、東京で始まる。
寒山と拾得をあわせて描く「寒山拾得図」は、東洋美術でしばしば制作されてきた定番の画壇。
横尾忠則は、87歳という年齢で100点もの作品を描くことができるのか自問し、自身に負荷をかけてみようと本展の制作に挑戦。
新型コロナウイルス感染症の流行の下、寒山拾得が達した脱俗の境地のように、俗世から離れたアトリエで創作活動に勤しみ、作品を描きあげた。
「横尾忠則 寒山百得」展は、2023年9月12日(火)~12月3日(日)、東京国立博物館 表慶館にて開催。観覧料は一般 1,600円など。

東京国立博物館「横尾忠則 寒山百得」展会場

東京国立博物館「横尾忠則 寒山百得」展会場

東京国立博物館「横尾忠則 寒山百得」展会場