
豊田市美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場 展示風景
アメリカ近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト(1867-1959)の作品を紹介する展覧会が、愛知県ではじまる。
フランク・ロイド・ライトは米国ウィスコンシン州生まれ。落水荘(カウフマン邸)やグッゲンハイム美術館などで知られ、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」とされる。
ライトは日本でも「帝国ホテル二代目本館」(現在は博物館明治村に一部移築保存)や「自由学園明日館」を手がけたほか、熱烈な浮世絵愛好家でもあり、日本と深い縁で結びついた建築家ともいえる。
展覧会では、ライトに関する近年の研究成果も踏まえ、帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したライトの姿を明らかにしていく。
帝国ホテル二代目本館100周年「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」は豊田市美術館で2023年10月21日(月)~12月24日(日)に開催。観覧料は一般 1,400円など。
豊田市美術館での展覧会の後、東京に巡回する(パナソニック汐留美術館 2024年1月11日~3月10日)。

豊田市美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場より 2代目帝国ホテル模型

豊田市美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場より ユーソニアン住宅の展示模型にて (左から)ジェニファー・グレイ氏、ケン・タダシ・オオシマ氏

豊田市美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場入口