
アーティゾン美術館「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」会場
20世紀前半に活躍した女性画家、マリー・ローランサン(1883-1956)を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
パリのアカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をはじめたローランサンは、パステルカラーの独自の画風で作品を制作。バレエの舞台装置や舞台衣裳のデザイン、挿絵を手掛けるなど幅広く活躍した。
また、画家や彫刻家だけでなく文筆家や詩人とも交流をもち、自作詩も発表している。
会場では、文学や人物画、舞台美術などをテーマに7つの章で構成。石橋財団コレクションや国内外の美術館から約40点のローランサンの作品が揃い、初期から最晩年の大作《三人の若い女》に至るまで、ローランサンの多角的な活動を紹介する。
あわせて、ローランサンと交流をもっていた同時代の画家(ジョルジュ・ブラックやパブロ・ピカソ、藤田嗣治など)の作品も並ぶ。
「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」はアーティゾン美術館で2023年12月9日(土)〜2024年3月3日(日)に開催。観覧料は学生無料、ウェブ予約チケット 1,800円、窓口販売チケット 2,000円。

アーティゾン美術館「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」会場

アーティゾン美術館「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」会場

アーティゾン美術館「マリー・ローランサン ― 時代をうつす眼」会場