ニュース
    美の創造と継承、細川家と河井寬次郎の陶磁物語 ─ 永青文庫で「細川家の日本陶磁」
    (掲載日時:2025年1月10日)

    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場
    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場

    熊本藩主であった細川家ゆかりの美術品を所蔵する永青文庫で、大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寛次郎の作品を中心に、さまざまな茶道具を紹介する展覧会がはじまる。

    細川家は茶の湯を愛好し、茶壺・茶入・茶碗などの「茶陶」が数多く伝来。

    熊本藩の御用窯であった八代焼(高田焼・平山焼)でも茶道具が多く作られ、素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌技法が特徴の八代焼は、幕府の使者への進物などに重用された。

    また、永青文庫の設立者である細川護立は河井寬次郎を支援。寬次郎は、初期に中国の古陶磁をもとにした作品で注目を集め、後に「民藝運動」の中心人物となり、作風が大きく変化していった。

    展覧会では、河井寬次郎の作品30点余を紹介。茶道具としての八代焼も展示する。

    「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」は永青文庫で2025年1月11日(土)~4月13日(日)に開催。入館料は一般 1,000円など。

    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場
    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場

    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場
    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場

    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場
    永青文庫「細川家の日本陶磁 ― 河井寬次郎と茶道具コレクション ―」会場

    このニュースに関連するミュージアム
    42
    永青文庫
    東京都
    おすすめレポート
    ご招待券プレゼント
    学芸員募集
    阪神甲子園球場職員(歴史館担当) [阪神甲子園球場(兵庫県西宮市、阪神電車「甲子園駅」徒歩3分)]
    兵庫県
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    2026.4.1採用 国立新美術館 総務課研究補佐員(広報室)公募(2026年2月2日正午締切) [国立新美術館]
    東京都
    2026.4.1採用 国立新美術館 総務課情報研究補佐員公募(2026年2月5日正午締切) [国立新美術館]
    東京都
    2026.4.1採用 国立新美術館 学芸課企画室任期付研究員公募(2026年1月30日17時締切) [国立新美術館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    国立新美術館 | 東京都
    ルーヴル美術館展 ルネサンス
    開催まであと254日
    2026年9月9日(水)〜12月13日(日)
    2
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと48日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)
    3
    森アーツセンターギャラリー | 東京都
    マチュピチュ展
    開催中[あと62日]
    2025年11月22日(土)〜2026年3月1日(日)
    4
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
    開催中[あと56日]
    2025年11月1日(土)〜2026年2月23日(月)
    5
    寺田倉庫G1ビル | 東京都
    ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展
    開催まであと12日
    2026年1月10日(土)〜3月15日(日)