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    レポート
    国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス展
    東京都庭園美術館 | 東京都
    息をのむ優美さ、此処に。
    ヴェネツィアやボヘミア、イギリス、スペイン、フランスなど欧州各国で制作されたガラスの優品計190点を一堂に。繊細で優美なコレクションをご堪能ください。
    ≪「ウェッジウッド様式」の磁器製台座をもつ4本の蝋燭用枝付燭台 西ヨーロッパ 18世紀第4四半紀≫
    第1章 ルネサンスからバロック時代へ 会場風景
    「皇帝の愛したガラス展」担当の牟田学芸員
    ≪ゴリーツィン公爵家のセットより 1850-1860年代 ロシア、帝室ガラス工場≫
    第1章 ルネサンスからバロック時代へ
    同じく第1章。ローマ帝国の紋章を描いた絵付けが美しい。
    ロシア・サンクトペテルブルグにある国立エルミタージュ美術館は、世界最古の美術館の一つとして知られています。今回、同館でコレクションしている300万余点にもおよぶ作品の中から、本展の為に厳選した貴重なガラスコレクション約190点を展観。ロシアの歴代皇帝や貴族、名士に愛されたガラス工芸品の数々は繊細かつ優美なものばかりです。

    本展では、第1章「ルネサンスからバロック時代へ」、第2章「ヨーロッパ諸国の華麗なる競演」、第3章「ロマノフ王朝の威光」の3章構成で、ヨーロッパからロシアへと伝えられたガラス工芸の歴史を知ることができます。会場では、ガラス器のみならず、ステンドグラスやモザイク、ビーズを使用した手工芸作品など、日本初公開の作品も数多く展示されています。

    第1章 ルネサンスからバロック時代へ 会場風景

    作品一つ一つをじっくりと見ていくと、ガラスピースをモザイク状に組み合わせた「ミッレフィオーリ」やレースのような装飾を施した「フィリグラーナ」など、時代や地域と共に様々な技法なども知ることができます。

    今回の展示作品は、歴代のロシア皇帝や皇后、貴族が身近に置いていた芸術的価値が高いものですが、これまで国外に紹介されることはほとんどありませんでした。 15世紀から20世紀に至るヨーロッパとロシアのガラス芸術の精華を一覧できる、またとない機会といえるでしょう。なかでも≪「ウェッジウッド様式」の磁器製台座を もつ4本の蝋燭用枝付燭台 西ヨーロッパ 18世紀第4四半紀≫はまさにガラスの彫刻。繊細なガラス工芸品は、一目見ただけで心を奪われてしまいました。

    東京の中心部にありながら、静かな庭園の中に佇む 東京都庭園美術館。開館28年目を迎える今年、2011年11月1日(火)からは旧朝香宮邸の修繕と美術館施設の改修工事のためにしばし休館となります。
    盛夏に庭園で涼を取りつつ、国立エルミタージュ美術館蔵の涼しげなガラス工芸の 数々をご堪能いただける本展。9月25日まで東京都 庭園美術館で開催中です。
    [ 取材・撮影・文:インターネットミュージアム / 2011年7月13日 ]
     
    会場
    会期
    2011年7月14日(木)~9月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00-18:00 (入館は17:30まで)
    休館日
    毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
    年末年始
    住所
    〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
    電話 03-3443-0201
    公式サイト http://www.teien-art-museum.ne.jp/
    展覧会詳細 「国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス 」 詳細情報
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