栃木県では毎年秋になると多くの人が野生のキノコを求めてキノコ狩りに出かけます。なかでもチチタケは栃木県民には「チタケ」の愛称で呼ばれており、好んで食べられています。実はチチタケを含むキノコは本体が菌糸でできている菌類の仲間です。
同じく木や石、コンクリートの表面についている色とりどりのしみやコケのようなものも、やはり地衣類と呼ばれる菌類の仲間です。
今回の展示では「キノコ」と「地衣類」を中心とする菌類について、その色々な種類や暮らしぶり、人との関わりについて紹介します。展示を通じて、キノコと地衣類がおりなす不思議で魅力的な世界に関心を持っていただけたら幸いです。
展示構成
第1章 菌類の世界へようこそ
1. 菌類とは
2. キノコってなに?
(1) 担子菌類のキノコ
(2) 子のう菌類のキノコ
3. 藻類と共生した菌類・・・地衣類
4. カビ
5. 酵母
第2章 菌類の生き方
1. 菌類のふえ方
(1) キノコのふえ方
(2) 地衣類のふえ方
2. キノコの栄養のとり方
(1) 腐らせて栄養を得るキノコ・・・腐生菌
(2) 植物と共に生きるキノコ・・・菌根菌
(3) 虫や植物を殺して栄養を得るキノコ・・・寄生菌
第3章 人とキノコとのかかわり
1. 食材としてのキノコ
2. キノコの成分の利用
3. 毒キノコに注意!
第4章 地衣類
1. 地衣類の見分け方
2. 身近な地衣類
3. 深山の地衣類
4. 人と地衣類とのかかわり