みんなでたのしむあーと「窓からはじまる探検！」 イベント

かつて帝京大学総合博物館の源流のひとつに“新しい時代にふさわしい美術コレクションや大学美術館を”との構想がありました。本学では、当時東京藝術大学学長であった平山郁夫先生のご協力を得て、同学卒業・修了作品のなかから優れた絵画作品を選定し、収蔵してまいりました。今日では130点を超えるコレクションへと成長しました。今回はその中から、麻生隆悟氏の《窓》をメインに、窓・探検をテーマに選んだ、15作家17作品をご紹介いたします。 麻生隆悟の《窓》には実に様々なモチーフが描かれています。その数は500以上にのぼります。人・動物・植物・食べ物・風景・史跡まで種類も様々で、窓を通して色んな世界をのぞいているかのよう。今回は麻生氏の卒業制作・修了制作、両作品を初めて並べて展示します。まずは2つの《窓》をじっくり観察し、様々な方向へ目を動かし、モチーフ、作品間を行き来しながら作品の世界を楽しんでみてください。窓をじっくり観察した後は、展示室の中を自由に探検。窓の外にはどんな景色・世界が広がっているのでしょう。まずは展示室をみわたして「あ！」「お？！」「きれい」「かっこいい」と、心が動いた作品へでかけてみましょう。近くから、遠くから、右から、左から、立ったり、座ったり、五感もフル活用して作品から作品へと「窓からはじまる探検」をお楽しみください。 これまで博物館・美術館に足を運んだことがない方も、どうぞお気軽に。お一人で、みんなで、ご家族で、窓からはじまる探検を楽しんでみませんか？ ―「今日は誰と探検にでかけよう」―