「Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り -」概要
井⽥幸昌は、これまで「⼀期⼀会」をテーマとし、絵画作品を中⼼に制作してきました。
移りゆく時のなかで存在する様々なもの・こと・ひとの存在。それらの関係性なくしてこの世界は成り⽴ちません。今、私たちが此所に存在し、ときに出会うことのできる奇跡。その⼀つ⼀つを拾い集め、⾃⾝の感じたリアリティを⽇々、画⾯に残しています。
同時に、これまでの作品群は、井⽥の⽣きた軌跡でもあります。これまでの井⽥幸昌による「⼀期⼀会」の連綿とした積み重なりを、今回、個展「Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り -」として開催することとなりました。
この展覧会は、井⽥幸昌にとって初めてとなる国内の美術館巡回展です。国内未発表作を含むこれまでの絵画作品、⽴体作品に加えて、井⽥が絵⽇記のように⽇々綴る“End of today”シリーズ、そして最新の作品までを⼀同に展⽰いたします。
点から線へ、線から⾯へと広がり、さらに過去から未来への流れとなる井⽥の「変わり続けるもの」また「変わらないもの」を同時に感じていただけるでしょう。この時、この場所でしか出会えない⼒強い井⽥の芸術をご堪能いただける機会になれば幸いです。
『Panta Rhei|パンタ・レイ -世界が存在する限り-』
公式サイト:https://ida-2023.jp
京都市京セラ美術館
2023年9月30日(土) - 12月3日(日)
主催:京都新聞、京都市
国内未発表作品や、これまでの絵画・彫刻から最新作までが一堂に会します。
7つの部屋もそれぞれに見応えがあり、それぞれの部屋は呼応し合い、井田さんの世界をみせてくれるのです。