画の道八十年をたどる 結城天童回顧展

日本画家・結城天童(1913-2011)は、画家をめざして山形から上京し、昭和20年からは川崎市に居を構えて、多摩川の風景を描き始めます。昭和42年には東方美術協会を創立する一方で川崎市の文化芸術の育成に尽力しました。 本展覧会では、昨年5月14日に亡くなられた氏を偲び、代表作の一つである川崎大使平間寺の障壁画を37年ぶりに一般公開するとともに、川崎市市民ミュージアムや市役所、学校などに所蔵されている作品をご覧いただきます。