野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―

練馬区立美術館 | 東京都

1980年生まれの野口哲哉は、樹脂やプラスチックなど、現代的な素材を駆使して古びた姿の鎧武者を造形し、それらの織りなす嘘とも現実ともつかない魅力的な世界観を構築する美術家です。 南蛮渡来のシャネルのマークを家紋とした甲冑を身にまとった紗錬家しゃねるけの武者像「シャネル侍着甲座像」がある一方で、兜に付いたプロペラ型の立物で空中を浮遊する武者の絵画作品「ホバリングマン 浮遊図」は当時あたかもそんな武者がいたかのように、巧妙に古びた画面を演出しています。野口の作品世界の大半は、侍をモチーフにしながらも、実際には存在しない、彼曰く“でっちあげ”の世界なのですが、サムライ、甲冑への知識に裏付けられた空想世界は実に豊かで、史実とのはざまを行き来するユニークで独創的なものとなっています。加えて、甲冑の表現の正確さや、サムライたちの立ち振る舞いは、格好良さの中にも常に滑稽さや哀しさが漂っており、その姿は日々の暮らしを送る私たち現代人とどこか通じるものがあります。 作家はまだ30代半ばで活動期間は短いとはいえ、コレクターは国内外に及び、展覧会出品作、個展での評価も高く、今まさに注目される作家の一人です。一貫して鎧武者をモチーフに制作する野口の新作を含めた全作品約90点を中心に、彼の発想の原点となった古今の美術作品や写真、グラフィックデザインなどを併せて展示し、野口の武者世界を紹介する、初の個展となります。
会期
2014年2月16日(Su)〜4月6日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~18:00
※入館は、原則として17:30まで
料金
一般 500円/高大生および65歳から74歳 300円/中学生以下および75歳以上無料
障害者手帳をお持ちの方(一般)250円/(高大生)150円
団体(20名以上)一般300円/高大生200円
※無料、割引の方は確認できるものをご提示ください
休館日月曜日休館
公式サイトhttp://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/noguchi14.html
会場
練馬区立美術館
住所
〒176-0021 東京都練馬区貫井1-36-16
03-3577-1821
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大河のような「甲冑愛」
古びた姿の鎧武者が、ウォークマンを聞いていたり、ソファでくつろいでいたり…。虚実入り交ぜた武者象で独自の世界を創る野口哲哉さんの展覧会が、練馬区立美術館で開催中です。
会場
会期
2014年2月16日(日)~4月6日(日)
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