ルオーとフォーヴの陶磁器

    パナソニック汐留美術館 | 東京都

    1900年代初頭のフランスで、新しい表現を模索していたルオー、マティス、ドランなどの画家たち。激しい色彩を特徴とした彼らの作品が飾られた1905年のサロン・ドートンヌの批評に由来して、「フォーヴ(野獣)の画家」と称されたことはあまりに有名です。しかし、同じ時期に彼らが陶磁器制作に没頭していたことは日本ではほとんど知られていません。画家たちは画商ヴォラールの誘いもあって、パリ近郊にあるアンドレ・メテ(1871-1920)の工房に通います。色彩が釉薬に溶けて輝きを帯びる陶磁器の制作に魅せられた画家たちは、メテの用意する皿や壺に、大胆な表現と巧みなタッチによる絵付けを施します。その新しい装飾性と色彩の輝きは、批評家やコレクターを大いに魅了したのです。 本展は、およそ5年間に集中して制作されたルオーとフォーヴの画家による陶磁器を日本で初めて紹介します。特に実り多い陶磁器制作を行ったルオーと、画家たちの創作に重要な役割を果たしたメテに焦点を当てながら、陶磁器のほか、油彩、水彩、デッサンにより、20世紀初頭における絵画と装飾芸術の関係を探ります。フォーヴの陶磁器とメテの作品は、日本ではほとんど所蔵されておらず、フランスから約70点が初来日となる本展は貴重な機会となります。
    会期
    2015年4月11日(土)〜6月21日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般 1,000円/65歳以上 900円/大学生 700円/中・高校生 500円/小学生以下:無料
    ※20名以上の団体は100円割引
    障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます。
    休館日 毎週水曜日(但し4月29日、5月6日は開館)
    公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/150411/
    会場
    パナソニック汐留美術館
    住所
    〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1  パナソニック東京汐留ビル4階
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    ルオーとフォーヴの陶磁器のレポート
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    知られざる陶芸家と画家の交流
    マティス、ヴラマンク、ルオーが陶器の絵付けを、とある陶工のもとで同時期に行っていたことはあまり多くの人が知らない事実。装飾芸術の関心が高まる1900年代初頭に生まれたコラボレーションを紹介する展覧会が、パナソニック 汐留ミュージアムではじまりました。
    会場
    会期
    2015年4月11日(土)~2015年6月21日(日)
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