染付 ― 世界に花咲く青のうつわ

出光美術館 | 東京都

白い肌の上に、あるときは鮮麗な青、あるときは優しく煙る淡い青で、花や鳥、風景から幾何学的なパターンまで、さまざまな文様を描くやきもの、「染付(そめつけ)」。 染付は、14世紀に元時代の中国で完成した「青花(せいか)」、すなわち白磁にコバルト絵具で絵付をする装飾技術が、17世紀初頭の日本に伝わり、浸透していったものです。そして今なお染付は、美術品としてだけではなく、日常的な暮らしのうつわとしても日本中で親しまれています。驚くべき、息の長い魅力といえるでしょう。 染付の広がりは、時問軸に沿うだけではありません。中国・朝鮮・日本といった東アジア、ベトナムなどの東南アジア、トルコ・イランなどイスラム文化圏の西アジア、さらには欧州にまで、青のうつわへの憧れと声望、その生産は、地理的にも空前の伝播力で広まってゆきました。 近年、中国における青花の完成に、西アジアの文化と人々が大きな役割を果たしたことが指摘されています。その背後には、紀元前後からシリアや東地中海地域で作られた青色ガラス器や、イスラム教寺院を飾る壮麗な青色タイルなど、この地域で育まれた「青」の伝統が垣間見えます。 この展覧会では、染付、藍彩(らんさい)など複数の技法におよぷ青いやきものを視野に入れ、深甚な影響力をもつ「染付」を、ひとつの世界言語としてとらえてみます。現代の国際社会では、思想や宗教の対立が広がる諸地域において、かつて人々は、共に青のうつわを求め、快晴の空や海を想わせる青のかがやきに、ひとしく心を酔わせていたのです。 やきものという世界規模の文化が語りかけてくる言葉、多様性を示しながら、人々を一つに結びつけた、懐深い美の物語をご紹介します。
会期
2019年1月12日(Sa)〜3月24日(Su)
会期終了
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金
一般 1,000円 / 高・大生 700円 / 中学生以下 無料(ただし、保護者の同伴が必要)

※団体20名以上は各200円引
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料
休館日
月曜日(ただし、1月14日、2月11日は開館)
公式サイトhttp://idemitsu-museum.or.jp/
会場
出光美術館
住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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時代を超えて、地域を超えて
白地に藍青色で文様が描かれたやきもの、染付(そめつけ)。17世紀に日本に伝わり、現在も普段づかいのうつわで使われるなど、広く愛されている技法です。出光コレクションの染付を一堂に集め、さまざまな角度からその魅力を紹介する展覧会が、出光美術館で開催中です。
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