優しいほとけ・怖いほとけ

根津美術館 | 東京都

「優しいほとけ・怖いほとけ」展は、飛鳥時代7世紀から江戸時代17世紀に至る仏教絵画・彫刻の優品約35件を展示し、ほとけのさまざまな表情とその意味を考える展覧会です。 ほとけは、密教の「三輪身」の考え方によれば、その役割から三種類に分類することができます。釈迦如来に代表される「如来」は、伏せ目がらの表情で静かに坐り、厳かな雰囲気を漂わせています。如来は、“真理そのもの”、(自性輪身)を意味しています。そして、この尊い教えを人々に伝え、苦難から救い福楽を与えるほとけ(正法輪身)が「菩薩」です。さまざまな菩薩の中でも、優しい眼差しの観音菩薩や普賢菩薩は“慈悲のほとけ”の典型といえるでしょう。 三番目の忿怒のほとけには二つのタイプがあります。ひとつは、密教が説く「明王」。不動明王、大威徳明王、愛染明王にみるように、明王はたくさんの目、顔、腕をもつ不思議な姿で、さまざまな武器を手にしています。それにより、教えに従わない者を屈服させ、怨敵を調伏するのです(教令輪身)。怒りの表情を示すほとけには、甲宵に身を包んだ武将の姿で周囲を睥睨(へいげい)する「天」もいます。その代表である四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天)は、外敵の侵入を撃退する頼もしいほとけたちです。 尊い釈迦如来を礼拝し、優しい観音菩薩に救いを求め、迷いや邪念を不動明王の猛火に投じ、毘沙門天に安堵を頬む―それにより人々は現世での健やかな人生を願ったのです。
会期
2019年7月25日(Th)〜8月25日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
一般 1,100(900)円 / 学生 800(600)円 / 中学生以下 無料

※( )内は前売券および20名以上の団体
※前売券は「はじめての古美術鑑賞 ― 絵画のテーマ ―」展開催期間中(5/25~7/7)、根津美術館ミュージアムショップで販売
休館日
月曜日(ただし、8月12日は開館)、8月13日(火)
公式サイトhttp://www.nezu-muse.or.jp/
会場
根津美術館
住所
〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
03-3400-2536
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おごそか・やさしい・きびしい・おそろしい
慈愛に満ちた面持ちから、眼を見開いた憤怒の形相まで。絵画や彫刻で表現されたほとけを見ると、実にさまざまな表情をしている事が分かります。館蔵品のほとけの表情に着目し、その意味を考える展覧会が根津美術館で開催中です。
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