東京・千代田区の東京国立近代美術館で「片岡球子展」が開催されている。
日本画家・片岡球子(1905-2008)の生誕110年を記念した企画展。
鮮烈な色彩、大胆にデフォルメされた形、力強い筆使いの画風で知られる球子の初期代表作の《枇杷》(1930年)から、〈面構〉シリーズの第1作目《面構 足利尊氏》《面構 足利義満》《面構 足利義政》(以上66年)、文化勲章受章記念展に出品された《富士に献花》(90年)など、60件を紹介。
遺されたスケッチ・資料類42件も展示し、球子がどのように眼の前の世界と向き合ったか検証。球子の芸術の本質に迫るとともに、その今日的意味を探る。
約80年にわたる球子の画業の中でなかなか見る機会がなかった《曼珠沙華》(横浜美術協会第5回展出品、1936年)、《羽衣滝》(個展出品、61年)なども紹介される。
「生誕110年 片岡球子展」は東京国立近代美術館で、2015年5月17日(日)まで開催。観覧料は一般 1,400円、大学生 900円、高校生 400円。
東京展の後には、愛知県美術館(6月12日~7月26日)に巡回する。
「片岡球子展」のチケットはこちら | |
|
発信:
インターネットミュージアム>
東京国立近代美術館 施設詳細ページ>
「片岡球子展」情報ページ>
「片岡球子展」公式ページ