三菱一号館美術館で開幕する「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」にて、展覧会の企画を担当したヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(英ロンドン)のマルタ・ワイス学芸員による記念講演会が開催される。
ジュリア・マーガレット・キャメロン(1815-79)は、48歳ではじめてカメラを手にし、独学で写真術を習得。意図的に焦点をぼかし、ネガに傷をつけ、手作業の痕跡をあえて残す、といった革新的な手法を用い、記録媒体にすぎなかった写真を、芸術の次元にまで引き上げようと試みた、写真史上重要な人物として知られる。
2016年7月2日(土)に開幕する展覧会は、世界6カ国を回る国際巡回展で、日本初の回顧展。講演会では国際巡回展も担当したワイス学芸員が、キャメロン作品の魅力、見どころなどについて、他国での本展開催の様子も交えて解説する。
講演会は開幕初日の2016年7月2日(土)の14:00~15:30(受付開始13:30)、コンファレンススクエアエムプラス 「サクセス」(千代田区丸の内2-5-2三菱ビル1階)にて開催。事前申込制・先着120名。参加費は1,000円、学生は無料(フリードリンクサービス有)。
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