2020年1月8日(水)、東京・港区の根津美術館で「〈対〉で見る絵画」のプレス向け内覧会が開催された。
2幅対(ふくつい)や3幅対など、複数の掛幅からなる対幅や、右隻と左隻で1双となる屏風など、〈対〉で成り立つ東洋の絵画を紹介する企画展。
対幅の絵画は、全体としてだけではなく、単幅や異なる組み合わせでも鑑賞できる性質も持ち合わせている。
そのため、伝来される中で、4幅対が2幅ずつに分割されたり、あるいは逆に別々の作品が組み合わされて対幅に仕立てられるということもあった。
展覧会では「〈対〉で見る絵画」の各幅・各隻相互の連続性や独立性、対比のおもしろさや全体の完結性などに着目。絵画と同じように、刀装金具に表された対の図様も紹介される。
「〈対〉で見る絵画」は根津美術館で、2020年1月9日(木)~2月11日(火・祝)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生 800、中学生以下無料。
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