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レポート
たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展 
埼玉県立近代美術館 | 埼玉県
驚愕の1000点出品
エントランスから図書館、ロッカーまで、なんと出展作品は約1000点! これまでの蓄積を公開する「大」コレクション展が、埼玉県立近代美術館で開催中です。
テーマ1「面ざし」
左の吉川霊華《羅浮僊女》は、2012年夏に東京国立近代美術館で展示されました
テーマ12「大熊家コレクションの精華」には、横山大観がずらり10本
テーマ17「食べるもの」
テーマ21「甦る。春陽会の日々」 牛久沼の楽しい宴会は、鯉コクあり、カバヤキあり、ゲ○あり…
テーマ29「椅子の美術館」
テーマ31「ハイド・アンド・シーク(美術館のかくれんぼ)」は、こんなところにも作品が
バナーによる記念撮影コーナー。埼玉県立近代美術館コレクションの代表選手、クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》の前でパチリ
昨年開館30周年を迎えた埼玉県立近代美術館。本展は館が所蔵している作品を紹介する、いわゆるコレクション展です。

ただ、一般的なコレクション展は名品を100点程度に絞るのが常識。今回は実に32テーマ、資料と作品をあわせて約1000点が出展という、前代未聞の超大型展となりました。


会場

これだけの数の展示ですから、会場は作品であふれんばかりです。企画展示室、常設展示室はもちろん、エントランスや屋外も含め、あらゆるところに作品が並びます。

テーマ11「百花繚乱」を見ると、2段掛けはもちろん、3段掛けや4段掛けまでも。近年の企画展は壁面の余白を活かした構成が多いこともあり、その展示手法はかなりのインパクトです。


テーマ11「百花繚乱」。まるで画廊画のようです。

会場の全てが濃密ですが、あえてひとつだけ見せ場をあげるならここでしょうか。

テーマ12の「大熊家コレクションの精華」では、平成19年度に川口市の旧家・大熊家から寄贈された近代日本画の優品を紹介。横山大観の10点を含め、美しい軸物(掛け軸)が一堂に並びます。


見事な軸物が並ぶテーマ12「大熊家コレクションの精華」

32のテーマもなかなかユニーク。単に作品ジャンルや年代による分類ではありません。

テーマ22「印象派研究の部屋」は、机や資料を置いて印象派の展覧会を企画している学芸員の研究をイメージしました。隣では実際に印象派の作品が展示されています。


奥にはモネなど、印象派が3点

テーマ31「ハイド・アンド・シーク(美術館のかくれんぼ)」では、美術館各所に潜む作品を探します。コインロッカーの中に、受付の裏に、ミュージアムのショップの棚に…。 なかには、こんなところにもありました。


《中銀カプセルタワービル住宅カプセル》は、森美術館・メタボリズム展での出展から埼玉県立近代美術館の所蔵に。そして、1967年デザインの名作椅子《ブロウ》はこの中に。

大型の企画展は耳目を集めますが、間近な美術館にあるお宝は意外と目が届かないもの。隠された実力を堪能できる絶好の機会です。(取材:2013年4月30日)


 
会場
会期
2013年4月4日(木)~5月19日(日)
会期終了
開館時間
10:00~17:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日休館 ただし4月29日(月祝)、5月6日(月祝)は開館。
住所
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
電話 048-824-0111
公式サイト http://momas.jp/
料金
一般 800(640)円/大高生 640(510)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※中学生以下と65歳以上、障害者手帳をお持ちの方(付き添い1名を含む)はいずれも無料です。展覧会入場時に確認いたしますので
・65歳以上の方は、年齢を確認できるもの(運転免許証、健康保険証等)をご持参ください。
・障害者手帳をお持ちの方は、手帳をご持参ください。
展覧会詳細 たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展  詳細情報
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