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発掘された日本列島 2018

■「火砕流に斃れた古墳人」も
【会期終了】 日本の遺跡は46万カ所以上、毎年約8,000年もの発掘調査が行われています。近年の発掘調査の中から、全国的に注目された成果を紹介する恒例の企画展、今年は旧石器時代から近代までの17遺跡と7つの装飾古墳を紹介、江戸東京博物館で開催中です。
1995(平成7)年度からはじまった「発掘された日本列島展」。このコーナーでも2012年から毎年ご紹介しています(2012年2013年2014年2015年2016年2017年)。

いつも冒頭には目を引く出土品が展示されますが、今回は特別史跡 加曽利貝塚(千葉市)の貝塚断面がお出迎え。明治時代から調査が進む貝塚で、昨年10月、貝塚として初めて国の特別史跡に指定されました。

インパクトが強いのが、金井東裏遺跡(群馬県渋川市)から出土した「よろいを着た古墳人」。6世紀の榛名山噴火において、よろいを着たまま被災して倒れた人が見つかりました。通常、甲冑は副葬品として見つかる事が多く、着たままの状態で発見されたのは今回が初めてです。

「旧薩摩藩の近代化遺産」は幕末の資料。薩英戦争を契機に設置された火薬製造所跡からは、巨大な石臼が。製造所は明治維新後も使われましたが、西南戦争で西郷軍に使用される事を警戒され、政府が焼き払ってしまいました。奄美大島からは、日本最古級のレンガ造建築の遺構が発掘されています。


旧石器時代から近代までの17遺跡

毎回、テーマを定めて行われている特集コーナー。今回は装飾古墳です。日本には九州地方を中心に、600基以上の装飾古墳があります。

装飾の内容は時期や地域によってさまざま。古墳時代の人々の死生観などを知るために極めて重要な資料ですが、環境変化で劣化する可能性もあり、保存対策は急務。会場では東日本大震災や熊本地震で被災した装飾古墳も紹介されています。


7つの装飾古墳

展覧会に連動して、巡回展の会場ごとに地域展も開催。東京会場は「東京郷土資料陳列館と考古学」です。

かつて有栖川宮記念公園(港区)にあった東京郷土資料陳列館。公園の開園と同じ1934(昭和9)年に開館して考古資料などを展示した同館は、東京における公立歴史博物館のルーツともいえます。

ここでは陳列館の活動や、初代学芸員・片倉信光が収集したと思われる考古模型標本などが紹介されています。


地域展「東京郷土資料陳列館と考古学」

いつものように江戸博を皮切りに全国巡回。今年は石川、岐阜、広島、川崎に巡回します。会場と会期はこちらです。

[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2018年6月1日 ]

発掘された日本列島2018発掘された日本列島2018

文化庁(著)

共同通信社
¥ 1,944

 
会場江戸東京博物館
開催期間2018年6月2日(土)~7月22日(日)
所在地 東京都墨田区横網1-4-1
TEL : 03-3626-9974(代表)
HP : https://www.edo-tokyo-museum.or.jp
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