国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」会場
リニューアル工事のために約1年半にわたって休館し、今年4月に再開した東京・上野の国立西洋美術館で、リニューアルオープン記念展が開催される。
展覧会は自然と人の対話から生まれた近代の芸術の展開をたどる企画で、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館が協力。
同館と国立西洋美術館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸に100点を超える絵画や素描、版画、写真が展示される。
晩年、精神を病み、療養していたファン・ゴッホが「自然という偉大な書物の語る死のイメージ」を描いた風景画《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》は初来日。
他にもマネ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、シニャック、ノルデ、ホドラー、エルンストなどの西洋絵画の巨匠たちの作品や、ドイツ・ロマン派の巨匠フリードリヒ、ドイツが生んだ現代アートの巨匠リヒターなども出展。
国立西洋美術館の新規収蔵品で、世界的に注目を浴びている北欧作家ガッレン=カッレラによる作品も初公開される。
「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」は国立西洋美術館で2022年6月4日(土)~9月11日(日)に開催。入館料は一般 2,00円など。日時指定制。
国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」会場
国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」会場
国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」会場