
東京都美術館「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」会場
19世紀末~20世紀初頭に活躍した画家、エゴン・シーレ(1890-1918)に焦点を当てた大規模展が東京で始まる。
シーレはウィーン近郊で生まれ、わずか16歳でウィーン美術アカデミーに入学。
グスタフ・クリムトに才能を認められ、ウィーン分離派などで活躍するも、アカデミーの保守的な教育に満足せず退学し、若い仲間たちと新たな芸術集団を設立した。
第一次世界大戦の戦時下でも作品発表の機会が与えられ、国際的にも評価を得たが、スペイン風邪によりわずか28歳で死去した。
展覧会では、シーレ作品の世界有数のコレクションで知られるウィーンのレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、シーレの油彩画、ドローイングなど合わせて50点を紹介。
クリムト、ココシュカ、ゲルストルなど同時代作家たちの作品もあわせ、約120点の作品を展示する。
シーレの大規模展は、1991年~92年にBunkamura ザ・ミュージアムなどで開催された「エゴン・シーレ展」以来、約30年ぶりとなる。
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」は東京都美術館で2023年1月26日(木)~4月9日(日)に開催。入館料は一般 2,200円など。巡回はなく、東京のみでの開催。

東京都美術館「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」会場

東京都美術館「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」会場

東京都美術館「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」会場