
練馬区立美術館「生誕120年 大沢昌助展」会場
戦前、戦後の社会背景を見据えつつ、独自のスタイルを貫いた美術家、大沢昌助(1903-1997)の作品を紹介する大規模展が、東京ではじまる。
大沢は東京生まれ。東京美術学校卒業後、二科会などで活躍。東京都庁舎にも(都議会本会議場前ロビー)作品がある。
展覧会が開催される練馬区立美術館は100点以上の大沢作品を所蔵しており、これまでも何回かその創作を紹介してきた。
今回の展覧会では、作画の原点であるスケッチ類や、父で建築家の大沢三之助の作品を含む新収蔵品などを展示。
特に1980~90年代にかけての晩年の抽象画を含めた約130点で、大沢芸術の豊かさを多面的に紐解いていく。
「生誕120年 大沢昌助展」は、2023年4月29日(土・祝)~6月18日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円など。

練馬区立美術館「生誕120年 大沢昌助展」会場

練馬区立美術館「生誕120年 大沢昌助展」会場

練馬区立美術館「生誕120年 大沢昌助展」会場