
2015年4月20日(月)、東京・渋谷区の山種美術館で「松園と華麗なる女性画家たち」のプレス向け内覧会が開催された。
女性で初めて文化勲章を受章した日本画家、上村松園(1875-1949)の生誕140年を記念した企画展。
上村松園は清らかで端正な女性像を手がけ、おなじく女性像の名手である鏑木清方とともに「西の松園、東の清方」と並び称された。
展覧会は松園を中心に、近代・現代日本画壇における女性画家の作品を中心に紹介する企画で、《新蛍》《砧》《牡丹雪》など山種美術館が所蔵する松園作品全18点を一挙に公開。
また女性初の帝室技芸員でもあった南画家・野口小蘋晩年の代表作《箱根真景図》をはじめ、小倉遊亀、片岡球子、北沢映月ら女性画家の作品を紹介するほか、実践女子学園香雪記念資料館が所蔵する小蘋、奥原晴湖、河鍋暁翠、伊藤小坡、池田蕉園、島成園らの作品も併せて展示する。
「上村松園 生誕140年記念 松園と華麗なる女性画家たち」は山種美術館で、2015年4月18日(土)~6月21日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円、大高生 900円、中学生以下無料
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