
2017年3月7日(火)、東京・港区の国立新美術館で「ミュシャ展」のプレス向け内覧会が開催された。
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が晩年の約16年間で描いた大作《スラヴ叙事詩》20点を、チェコ国外で初めてまとめて公開する展覧会。
ミュシャは華やかで洗練されたポスターなどを手がける一方で、故郷のチェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品も描いており、《スラヴ叙事詩》はその集大成。古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を、約6m×8mという巨大なカンヴァスに20点の連作で描いた。
展覧会では《スラヴ叙事詩》20点をはじめ、《スラヴ叙事詩》に至るまでの作品約100点も紹介。ミュシャが抱いていた汎スラヴ主義への情熱に迫る。
この日の報道内覧会には、展覧会の音声ガイドを務める女優の檀れいさんも来館。《スラヴ叙事詩》の大きさに圧倒されたという檀さんは、「アール・ヌーヴォーのミュシャとは違った一面を感じていただけるのでは。ミュシャが魂を込めて描いた作品を多くの方に楽しんでいただければ」と、展覧会をPRした。
「ミュシャ展」は国立新美術館で、2017年3月8日(水)~6月5日(月)に開催。観覧料は一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円。前売りはそれぞれ200円引きで2017年3月7日(火)23:59まで発売。
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