
2019年3月20日(水)、東京・台東区の国立科学博物館で「大哺乳類展2 ― みんなの生き残り作戦」のプレス向け内覧会が開催された。
2010年に開催された「大哺乳類展 陸のなかまたち/海のなかまたち」の第2弾となる展覧会。本展では、地球上の環境に適応し、繁栄してきた哺乳類の多様な姿と「生き残り作戦」を、500点以上のはく製や骨格標本から紹介する。
会場中央には、海と陸にすむ約200種類の哺乳類の剥製標本が、系統と分類別に展示。同じ系統でもかたちが違うものや、別の系統なのに似ているものなど、環境へ適応してきた哺乳類の多様性の歴史を、「哺乳類大行進」と称して紹介する。
本展では、最新の解析映像なども交え、哺乳類が獲得した特徴的な能力であるロコモーション(移動運動)を軸に、「食べる」「産む・育てる」際の「生き残り作戦」に迫る。
16mの全身骨格の右半分を実物大の模型で覆った、マッコウクジラの標本も展示。巨大な頭部に、脳油を満たした袋など特有の器官を持つ、マッコウクジラの生態を詳しく説明する。
2018年8月、鎌倉市の由比ヶ浜海岸に漂着した、生後数か月とみられるシロナガスクジラの頭骨なども展示される。
「大哺乳類展2 ― みんなの生き残り作戦」は国立科学博物館で、2019年3月21日(木・祝)~6月16日(日)に開催。観覧料は一般 1,600円、小・中・高校生 600円。前売りは一般 1,400円、小・中・高校生 500円で2019年3月20日(水)23:59まで発売。
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