没後50年記念 清水比庵展

    比庵、愛(いと)し

    きび美ミュージアム | 岡山県

    高梁市出身の清水比庵(しみずひあん)(1883~1975)。歌人であり、晩年の昭和41年には宮中の歌会始の儀の召人となりました。「毎日佳境」をモットーに日々の暮らしを愛しみ、歌・書・画で表現した比庵の、家族をテーマに展示します。 比庵は勤めをしながら作歌に励んでいました。退職後、請われて日光町長をつとめますが、その座からも退いて作歌に専念しようとした頃、妻が亡くなります。気を落とす比庵でしたが、同じ年に弟とともに第一回野水会展を開催、盛況を呈しました。家族は比庵のよき理解者であり、身近な存在としてモチーフともなりました。妻を詠んだ歌や、弟との合作などを通して、家族やふるさと、身の回りのささやかなものを慈しみ、愛しむ比庵の心をご覧ください。 〈同時開催〉 ■1階<刀陶(とうとう)の間> 「吉備の真髄と出会う」をテーマに、考古遺物、備前焼、刀剣を展示します。 備前焼コーナーでは、「細工物」を特集します。 細工物は江戸時代~昭和にかけ盛んに制作されました。獅子、鳥、人物など具象的なモチーフを写実的に形作るのが特徴です。特にデザインや彩色に工夫が凝らされた大型の香炉や置物は、乾燥や焼成の際に壊れたりしないよう、各工程でも細心の注意が払われました。そうした細工物の技と美を、個人コレクションのご協力を得てご紹介します。 会期 4月26日(土)~6月15日(日) ■2階<有彩(ゆうさい)の間> 「百花生ず 吉備彩描」をテーマに、地元作家の油彩画をご紹介。倉敷市平田出身の画家・寺松国太郎(てらまつくにたろう)の作品を展示します。
    会期
    2025年4月26日(土)〜7月27日(日)
    開催中[あと25日]
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般700円 / 中高生500円 / 小学生300円
    休館日 月、火曜日  ※4月29日(火・祝)、5月5日(月)、6日(火)、7月21日(月・祝)は開館、5月7日(水)~9日(金)、7月23日(水)は休館。
    チケットを買う https://kibibi.or.jp/visit-information/e-ticket/
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト https://kibibi.or.jp/
    会場
    きび美ミュージアム
    住所
    〒7100046 岡山県倉敷市中央1-4-22「くらしき宵待ちGARDEN」内
    0864258080
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